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シーズン1Lv.13話のお話し
こへいさん、HARUさん、Danさん、(いらっしゃれば)アユミさん。はじめまして、こんにちは。えまのんと申します。
昨年くらいから「ゲームなんとか」を拝聴し初めまして、シーズン1から2を飛ばしつつも、ようやく3に追いつきましたのでメール致します。
ポッドキャストを聞くのも、お便りを送るのも初めてのことでして、至らぬところがありましたら申し訳ございません。
こちらは長くなってしまいましたので、番組で取り上げていただかなくて結構です。裏で話題にしていただければ嬉しく思います。
以下、長々々文失礼します。
Danさんには申し訳ありませんが、シーズン1のLv.13の内容を掘り起こさせていただきます。
ぽんてさんからのお便りについてお話ししている際に、バーチャルコンソールや移植されたときにDSのソフトはどうするのだろうとお話しされていたことを憶えていらっしゃいますか?
そんな昔のこと憶えていないよというお声、分かります。
しかし、私のお気に入りの作品の一つを是非ご紹介させていただきたいと思い、筆を執りました。
皆さんは2007年発売のDSソフト「すばらしきこのせかい」という作品をご存じでしょうか。
こちらはこへいさんも【大好き】な野村哲也さんがプロデューサーとして携わった作品であり、「キングダムハーツ ドリーム・ドロップ・ディスタンス」のトラヴァースタウンで、ソラとリクが出会ったネクたちの活躍を描いた原作です。
発売から長い年月を経て、なんと2021年にはアニメも放映し、続編にあたる「新すばらしきこのせかい」も発売されました。
他者に対して心の壁を築く厨二病的な少年が、繋がる心の大切さを知って成長していくシナリオや(ある意味ソラと正反対ですね)、渋谷をイメージした雑多で色鮮やかなBGMなどが人気のこの作品ですが、アクションゲームとしての戦闘システムもDSの機能を十分に活かした独特なものとなっています。
詳しくお話ししますと、下画面では主人公を、上画面ではパートナーを同時に操作します。
敵は上下画面で異なる行動を取りますので、両画面を見つつ操作をしなければなりません。
主人公はタッチペンでの操作がメインとなります。
移動はもちろん、攻撃手段のサイキックの使用もタッチペンで行います。サイキックはスラッシュ、タップ、ドラッグ、円を描くなどの動作に紐づけられています(例えばスラッシュ一つをとっても、敵をスラッシュすることで斬りつけるもの、主人公をスラッシュすることでその方向に弾丸を発射するものなどがあります)。同時に装備できるサイキックの数には上限があるので、プレイヤー独自の組み合わせを考えるのも楽しいです。
タッチペン操作以外にもマイクに息を吹きかけることで発動するサイキックや特定の敵に対してDSを畳むことで倒すことができるなど機能を上手く活用しています。
上画面のパートナーは十字キー(左利きの方はABXYボタン)で操作します。こちらは主人公とは異なり、ミニゲームのような形となります。左右に攻撃を繰り出すことで、特定の条件を満たすと効率的にダメージを稼げます。オート機能もありますが、やはりダメージ量的には手動が推奨されます。
このDSならではの特別な操作感が、オススメポイントであり、右手で主人公、左手でパートナーを同時に操作するといい感じに頭がバグります。
その後の2012年にiOS版、2年後Android版の「すばらしきこのせかい -Solo Remix-」が配信されました。
画面が統一された影響で、上下画面を同時に操作するDSの独自性が失われてしまいましたが、その問題を克服するための工夫が見られます。
主人公の操作はタッチペン操作がそのまま画面タッチに置き換わりました。一部、マイクを使うサイキックがスマホ本体を振るなどの動作に切り替わっていますが、大きな違いはそれほどありません。
一方でパートナー側の操作は大きく変更しました。十字キーでの攻撃の代わりに、主人公のサイキックのようにタッチ操作に紐づけられるようになりました。
この変化により、プレイヤーはサイキックの組み合わせをより戦略的に考える必要が生まれました。
例えばヒロインの少女シキは敵をタップすることで攻撃します。
タップ、スラッシュを繰り返すことでパートナーと主人公で交互に攻撃するのか、あるいはサイキックをすべてタップ系のものにすることで、ひたすら敵をタップしつづけるものにするのか……。
DS時代とはまた異なる感覚で攻略できます。
そして2018年、スイッチ版「すばらしきこのせかい -Final Remix-」が販売されました。
追加シナリオもあり、続編に繋がるストーリーと新規追加のサイキックが楽しめます。
携帯機モードはスマホ版と同じ操作感なので省略します。
注目点がテーブル・テレビモードの操作です。
基本はスマホ版準拠ですが、これまでタッチペンや画面タッチとなっていた操作がJoy-Conを用いたカーソルとボタンの組み合わせに変わっています。
この影響で一部サイキックを発動するのが難しくなってしまったのは残念ですが(例えばスラッシュ系統を連発しようとするとAボタンを押してスラッシュして、ボタンを離してカーソルを元の位置に戻して再度スラッシュという面倒な手順を踏まなければいけません)、これまでの操作感覚に近い状態で遊ぶことができます。
最大の注目点がおすそわけプレイです。
Joy-Conの1Pを主人公、2Pをパートナーとして遊ぶことができます。
パートナーの操作はスマホ版準拠なので、前述のシキであればタップのみの簡易的なものですが、元々一人用プレイのゲームだったものが、二人で遊べるようになるのは嬉しくもありました。
ですが、個人的にオススメしたいのは一人で二人用プレイです。
これは1Pを右手に、2Pを左手に持ち、二人のキャラクターを同時に操作します。
これによりDS版と全く同じ操作感とまではいかずも、当時の同時操作による脳がバグる感じを再体験できるようにしたのは本当に凄いことだと思っております。
画面の数が違う以上しっかりとした移植になりますが、このやり方が一つのアンサーになっているのではないでしょうか。
大変面白い作品ですので、気になりましたらDS・スイッチ共に是非プレイしてみてください。
まだまだ語りたいところはありますが、これで以上とします。
長文乱文失礼しました。
これからも楽しく拝聴させていただきます。
皆さん頑張ってください!!
追伸
これまでドラクエシリーズを少ししかやってきてこなかった私ですが、こへいさん、Danさんの楽しそうなドラクエ談義に触発されて1からやり始めました。
このお便りを書いている少し前、5月の中旬頃。123と終わらせて、そろそろ天空シリーズを始めようかなー。5ではビアンカとフローラどちらと結婚しようかなー。えっ、デボラっていう娘とも結婚できるの!? 誰を選べばいいのだ……。と楽しみにしていたときのことです。
堀井雄二さんのビアンカに関する例のニュースを目にしてしまい、
「どぉおじで、ぞういうごというのぉぉおお! ビアンカ以外選び辛くなるじゃああああん!!」
となったことを申し添えます。

リリース目指して鋭意開発中
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